否定されるのは成長のチャンス。否定されたくないときの心理とは?

否定されるのは成長のチャンス。否定されたくないときの心理とは?

誰かに否定されたとき、どんな気持ちになりますか?

もし、瞬間的に反発してしまうなら、それはかなり損をしています。

否定されるのが嫌、その心の奥底から発見した、成長のヒントをシェアします。

否定されるのが嫌なのは、過去への恐れがあるから

以前の私は、否定されることが嫌いでした。

嫌いというよりも、恐れていたのでしょう。

心の奥底に隠れていたのは、「これ以上、傷つきたくない」という、子どもの頃の私です。

私は、23歳まで親の家に住んでいました。

しかし、親に対して親密な感情が持てず、そりが合わず。

そんな私を、親もどう扱ったら良いのかわからなかったのだと思います。

結果、私は、小学生の頃から何かと親に否定され、嫌味を言われていました。

もちろんそれは、私がそう感じているだけで、親にしてみれば、否定したつもりはなかったのかもしれません。

ただ、自分の中にはそういう感覚が残りました。

すると、何が起こったか。

自分のことが、信じられなくなるのです。

表面的には強気に生きているように見えても、心の底では、

私は間違っているのではないか?

という気持ちがふとわいてくることがあるのです。

そして私の場合は、自分に厳しくなっていきました。

間違わないように、ちゃんとやるように。

自分を律して。

もちろん、自分を律するというのは大事なことなんですけどね。

そうやって、いつも自分を監視して、緊張感を持って生きていたんだなぁ。

今振り返ると、そう思います。

生きているだけで緊張してる。

親と離れて暮らすようになっても、自分で自分を否定している。

お前は間違っている

という自己暗示にかかっていたんですよね。

だから、人から否定されることに、耐えられないのです。

否定されるのが嫌だったり、実際に反発してしまうのは、

これ以上やめて!わかってるから!という、防御反応だったのです。

何を言われているか、よりも、「否定される」という感覚を味わいたくなかったのです。

いつからか、そのことを客観視できるようになり、これは悪いクセだな、と自覚しました。

そして、そういうクセがあるのは、とてももったいないことだと気づいたのです。

否定されたくないとき、あなたはたぶん損をしている

なぜなら、相手に何か言われて「そんなことない!違う!」と反発しているときって、そもそも、相手の話を聞く姿勢がないんですよね。

特に、自分から相談したのに、相手の意見を聞いて反発心を覚えたときは、要注意だと思いました。

だって、そうですよね。

悩みを解決したい。

良い方向に向かっていきたい。

成長したい。

だから相手に相談しているのに、相手の意見を跳ね返しちゃうなんて。

すごい矛盾です。

これでは結局、「今の自分」のままでいたい、ということになってしまう。

あるとき私は、自分自身にこんなことを問いかけました。

相談した相手に、共感してほしい、なぐさめてほしい、とでも言うつもり?

すると、

いや、そんなことはない。私は成長したい。だから相談してるんだ!

とまたまた反発(笑)。

それに対して、もうひとりの私はトドメの一発。

口では成長したいって言ってるけど、本当は味方がほしいだけぢゃん!弱い自分を認めなきゃ、前に進めないよ。

・・・と、こんな会話が脳内で繰り広げられたわけです。

ご理解いただける部分、あったでしょうか?

相談した相手が何を言ったにせよ、居心地の悪い意見に反論して自分を正当化してしまうと、成長の機会を逃してしまいます。

ときには正当化して自分を守りたいときもあるのですが、

そこにとどまっていていいのか?

という問いを、自分自身に対して持っていたいと私は考えます。

それに、否定されたと感じるのは、自分の中に「否定されたくない」というフィルターがあるだけだと気づいたことも大きいですね。

そのフィルターがなくなると、相手の話は否定ではなく、イチ意見だということがわかります。

まずはそこからですね。

「否定されたくないフィルター」を外すこと。

自分には、そういうフィルターがあるんだなと認識するようになって、自然と、それを通さずに話を聞けるようになっていきました。

満足感の罪

ちなみに、否定されたくなかった過去の私にとって、

  • 褒めてくれる
  • 認めてくれる
  • わかってくれる
  • 汲んでくれる

という世界は、とても居心地の良いものでした。

人は、安心できる環境にいると、自分の力を発揮しやすいため、いっときまでは、私もこのような環境を愛していたんです。

だけど、もっと成長したい、もっとみんなの役に立てるような人間でありたいと考えるようになったとき、「慣れ親しんだ環境」が成長を妨げることもあります。

居心地の良さに、満足してしまうからです。

もちろん、そこに留まるのもよし、だとは思います。

でも私は、コンフォートゾーンをひとつずつ抜け出して、ステージアップしたい。

そんな私の現在のスタンスは、こうです。

否定されてナンボ

前提として、「否定されたくないフィルター」が外れると、そもそも否定されていると感じなくなりますが、ここではわかりやすく説明するために、あえて「否定」という言葉を使って説明しますね。

私は、「否定されることが嫌」という思考のクセに気づいてから、むしろ、ほめられたり、認められることって、自分に対してなんのインパクトにもならないんだなって、思うようになったんです。

もちろん、素直にうれしい、ありがとうって思うことはあります。

でも、「ほめてもらえてよかった」で終わってしまうより、「それでいいの?」という疑問をもらったほうが、自然と前に進んでいけると思ったんです。

自分で考えなくても、成長のキーワードが次々と降ってくる感じです。

だから、相手から言われたことに居心地の悪さを感じたら、自分の思考のクセを思い出し、まずは居心地の悪さを受け入れてみるんですね。

そこに対して、すぐに行動を起こせなかったとしても、「この居心地の悪さは、成長した自分には、きっとないはずだ」と想像します。

そうやって、自分に課題があることを認識しておくのです。

認識しているということは、逃げていないということだし、聞く耳は持っているという状態だと思います。

居心地の悪さが大きいほど、変化するまでに時間はかかるかもしれないけど、気づいたら自然と課題をクリアしていた、ということって結構ありますよ。

何かを受け入れたら、自分の中身も少しずつ変わっていくんだと思います。

だから、否定されてナンボ。

そうやって、過去の自分をちょっとずつ超えていきました。

まとめ:否定を受け入れて、過去の自分を超える

否定されることが嫌なのは、否定されて嫌だった過去があるから。

相手が間違ったことを言っているからではなくて、

自分自身に、「これ以上、傷つきたくない」という気持ちがあるからです。

だから、もしあなたも似たような状況なら、まずは自分の本心に目を向けるといいんじゃないかなと思います。

その上で、否定や疑問を受け入れていけば、自分という人間の幅を広げることができるでしょう。

そして、成長し続けるためには、ほめられるより否定されてナンボ、ときっと思えるようになります。

周りで起こるすべてのことが、かけがえのない出来事になっていきますよ。

だから、むやみに否定を跳ね返さないこと。

無理はしない方がいいけど、成長のチャンスが来た!と思えるようだったら、そう思ってみること。

そのほうがおトクです。

もしよかったら、心がけてみてくださいね。

それでは今日はこの辺で。

あなたと、あなたの大切な人たちが、より良い人生を歩んでいけますように。