会話の糸口はどうやってつかむ?相手の心をほぐすコツ。

会話の糸口はどうやってつかむ?相手の心をほぐすコツ。

会話が苦手、という意識があると、人に会うときは、多かれ少なかれ緊張しますよね。

わたしは職業柄、初対面の人も含めて人と話をする機会が多いです。

とはいえ、もともとが口下手なので、会話の糸口をどうやってつかんだらいいか、日々考え、実践してきました。

そのなかで、とくに大切だと思ったことをお伝えしたいと思います。

ピリピリした現場が一瞬でなごんだ、ある会話とは?

以前、Aさんを取材したときのことです。

その方は、かなり自分のこだわりを持っている方なので、私を含め、迎えるスタッフは一同、緊張気味。

私たちは、Aさんに気分よく過ごしていただくために、プライベート感のある一軒家スタジオを準備して、当日を迎えました。

いよいよ、Aさんが到着。

現場にピリリとした緊張が走ります。

まず、別のディレクターが今日の取材や撮影の流れを説明したところ、Aさんは「うん、うん、ああ、そう。わかった」とシンプルな受け答え。

気後れするディレクターS氏。

では、あとはライター(私のこと)がお話を伺っていきますので・・・。

その場にただよっている緊張感ごと、私はバトンを託されたわけなんです。

(こういうパターン、多い!!)

と、そのとき私は、Aさんの手元でキラッと光るものを見つけました。

ブレスレットなんですけど、形がちょっと変わっている気がして、よくよく見てみると、

ん?犬っぽい?いや、完全に犬だ。

もしかして、Aさんって愛犬家?

なんだかうれしくなって、気づくと同時に、言葉に出しちゃってました。

Aさん、それ、ブレスレット、ワンちゃんの形ですね!!

すると、Aさんの瞳がパーッと明るくなって、

あ!わかる?と聞いてきました。

私:わかります!ワンちゃんがお好きなんですか?

Aさん:ええ。すごく好き。実はこれも、愛犬をモチーフにして、特別に作ってもらったものなの!

という感じで、その場の空気が一瞬でなごやかになったんですよ。

その日の取材テーマは、ライフスタイルに関するものだったのですが、ワンちゃんとのお散歩がてらウォーキングをしている話とか、自分の食事はもちろん、ワンちゃんのドッグフードにも気を配っている話とか、ワンちゃんシフトでお話が進んだのはいうまでもありません。

取材の後、ディレクターは、「ブレスレットによく気づきましたよね。ナイスなフリでした!」と言っていました。

いやぁ、会話の糸口はどこにあるかわからないものですね。

ですが、ひとつだけ、言えることがあります。

会話の糸口は、どこから見つけるのが良いのか?

Aさんを取材したとき、事前に下調べもしたのですが、犬が好きなことは知りませんでした。

それに、もし知っていたとしても、いきなり犬の話を振るというのもタイミングによっては不自然だと思います。

このことからあらためて実感したのは、会話の糸口をつかむヒントって、あくまでも目の前にいる「今」の相手にあるんだな、ということでした。

もちろん、事前の準備は大切です。

たとえば、「〇〇さんて、○○県出身なんですね!私もなんです」とか、共通項をきっかけに打ち解ける、なんてこともあり得るでしょう。

でも、共通項があるとは限らないし、あったとしても、相手にとってはどうでも良いことかもしれませんよね。

切り出すタイミングも難しいだろうし。

それに、事前に調べた情報というのは、あくまで過去の情報です。

たとえば以前、こんなことがありました。

取材対象者が過去、別の雑誌で受けたインタビュー記事を読んで、趣味がマラソンであることを知った私。

それで、取材中に「マラソンが趣味なんですよね」と話を振りました。

すると、「ああ、昔はね。でも歳をとったら膝が痛くなっちゃって・・・」とひと言。

こういうとき、一瞬、空気が固まります。

予想外の返事に焦りが生じるのです。

でも、人は進化していくもの。

考えてみれば、情報なんて、どんどん古くなって当然なのです。

思うに、会話の糸口をつかむというのは、いわば、お互いの「呼吸」を合わせる、ということ。

だから、いま目の前にいる生身の人間から感じとれることを、大切にするといいんじゃないかな、って今は思っています。

先ほどの話でいうと、それが、ワンちゃんのブレスレットだったのです。

会話の糸口をつかむ、2つのポイント

それでは具体的に、会話の糸口をつかむポイントを、以下の2つの観点からお伝えしていきます。

  • やってはいけないこと
  • 目指したいスタンス

やってはいけないこと

会話のとっかかりとしてありがちなのが、相手を褒めるパターンです。

すごいですね〜

お若く見えますね〜

おしゃれですね〜

みたいな感じ。

もちろん、持ち上げられてよろこんでくれる相手もいるとは思います。

でも、上記で挙げた内容は、すべて相手に対して「評価」してしまっています。

自分の基準で判断し、「あなたはすごい」、「若く見える」、「おしゃれ」だと言っているわけですから。

こういうことを言われてよろこぶ人は、褒めてきた相手(私やあなた)を下に見てきます。

一方、逆に、褒められて(評価されて)むずがゆい気持ちになる人もいるでしょう。

そして、むずがゆい気持ちの奥には、「あなたに何がわかるの」とか「いや、そんなことはないけど」という、反発心が生じているのです。

少なくとも、相手を上に見たり下に見たりしている状況や、反発する気持ちが生まれている状況で、相手と呼吸を合わせることなんてできませんよね。

つまり、良い形で会話の糸口にはならない。

だから、相手を褒めるときは要注意なのです。

(このことについては、別の機会に詳しく話そうと思います)

では、どんなふうにして会話の糸口をつかんでいくのがベストなのでしょうか?

心がけたいスタンス

それはずばり、相手に関心を持ち、観察することです。

(あんまりジロジロみるのは失礼だと思いますが)

そして、初級編としては、見たままを伝えるのがコツです。

もちろん、ただ見た目を言えば良いということではないですよ。

相手を観察して、あなたが「興味を持ったポイント」について、あなた自身の感想を伝えることが大切です。

なぜなら。

肯定的な気づきを伝えることは、好意を伝えるのと一緒だからです。

先に伝えた「褒める(評価する)」パターンの場合、もし自分がそう言われたと想像すると、なんとなく「表面的なこと言ってるなぁ〜」と感じると思います。

一方、ちょっとしたことに気づいてくれて、そこに関心を持ってもらえたと知れば、なんだかあったかい気持ちになりますよね。

知っていますか?

「愛」の反対は、「無関心」です。

裏を返せば、相手に関心を向けるということは、それだけで愛なのです。

そして人は、自分に関心を向けてくれた人には心を開き、愛情を持って接したくなるものです。

だから、会話の糸口をつかむには、

  • 相手に関心を持ち、観察する
  • 「好きだな」と思ったことや、興味を持ったことについて、評価を加えずに見たままを伝える

この2点が大切です。

見たまま、というのは、

今日はショッキングピンクのスカートなんですね!

とか

そのボールペン、絵柄が蒔絵になっているんですね。見せてもらってもいいですか?

という感じです。

見たままを言っているだけだけど、好意的な関心を持っていれば、その思いは伝わると思います。

相手を評価するのではなく、「私もそれ、好き!」という気持ちで伝えるといいんじゃないかなと思います。

まとめ

会話に対する苦手意識があると、ついテクニックに頼りがちです。

でも、今回の記事でお伝えしたかったことは、それとはまったくもって逆なんですね。

繰り返しになりますが、見て気づいたことをそのまま伝える、というのは、何を伝えても良いということではありません。

あなたが、相手のいいところ、好きだと思うところをどれだけ見つけられるか、それが大切なのです。

心の中で「素敵!」と思っているからこそ、見たままを言っているだけでも好意は伝わるのです。

上手に会話をしようと思わず、相手に関心を持つこと、いいところを見つける力を磨いていけば、ちょっとした一言で相手の心をほぐせるようになると思いますよ。

遠回りに思えるかも知れませんが、それが本質的だし、確実な方法です。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございました。

もしよかったら、以下の記事やこの記事の下の方で紹介している無料メールマガジンも、合わせて読んでみてください。

writer : 伊藤睦

経済的・精神的な豊かさと、気の合う仲間に恵まれた、ストレスフリーな人生を目指して活動中です。このサイトでは、本音で生き、心の自由を手に入れるヒントをシェアします。

プロフィール

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 

ひとりでも多くの方が、心の自由を獲得し、

人生の物語を進めるためのヒントになればと思い、

このブログを書いています。

 

最後にひとつだけ、私自身の人生の変化をシェアさせてください。

 

 

2年前、私は人生のどん底にいました。

 

仕事で行き詰まりを感じ、将来が不安でたまらない。

 

人間関係のゴタゴタで、精神的にも肉体的にも追い込まれる。

 

そして……

 

大切な人を助けることができなくて、

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(最終更新:2020年6月23日)
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