視野が広がる本おすすめ①『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

このブログでは、視野が広がる本を定期的に紹介していきます。今回取り上げたのは

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(奥野克巳・著/亜紀書房)です。

視野を広げたい人はもちろん、文明社会にちょっと疑問を感じている人他者の価値観を理解したい人には特におすすめ。ものの見方を変えるきっかけになる本だと思いますよ!

この本を手に取ったきっかけ

本屋さんでこの本を見かけたとき、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』というタイトルを見て、即、購入を決めました。

なぜなら、日頃抱いていた疑問の答えが書いてありそうだったからです。

わたしの知人に、「ありがとう」「ごめんなさい」をほとんど言わない人がいて、どうしてなんだろう?と疑問に思っていたからです。

疑問に思ったということは、「ありがとう」とか「ごめんなさい」って言ってほしかったんでしょうね(笑)。

あるいは、「わたしだったらココでお礼を言うけどなぁ」とか、「この場面だったら、フツウ言うでしょ!」みたいに無意識で思っていたんだろうなぁ。

この本は、マレーシアのボルネオ島(カリマンタン島)の狩猟民族「プナン」の人びとと、長期にわたり交流を続けてきた人類学者が、フィールドワークから見えてきたことをまとめたものです。

プナン人々の価値観というか哲学というのは、多くの現代人が常識と思っていることとはかけ離れていて、受け入れがたい部分もあるけど、なんかちょっと、うらやましいところがあるんですね。

わたしの知人も、ちょうどそんな感じで。

この本を読んで、知人の価値観、どんな世界観で生きているのかが、少し想像が広がった気がしました。

他者に対してイライラするのは視野が狭いから

ところであなたも身近な人に対して、イライラしてしまうことってないでしょうか?

たとえば、メールを送ったのに返信が来ない、とか、当日など急な誘いが多い、ランチのお店をいつもわたしが考えている、とか。ちょっとしたこと。

でも、なぜかイライラしてしまう。そんな自分が嫌になったりもする。なぜイライラしちゃうんでしょうね。

おそらく、イライラの正体は、非常識でしょ!という思考パターンです。

違う言い方をすると、自分の考えている常識から外れていると思ってしまうこと。自分自身はその常識を守るべきルールだと考えて、順守している。そんな状況があります。

メールはその日のうちに返信すべき、お誘いは1週間前までにはするべき、ランチのお店を決めるときはお互いに意見を出し合うべき(順番で探すべき)、などなど……。

本当は、常識なんてないのだと思います。自分の常識は他人の非常識ってやつです。もちろん、世の中の多数の人が共通で認識している常識というのはありますけどね。

たとえば、人に何かをしてもらったら、「ありがとう」だし、迷惑をかけてしまったら「ごめんなさい」っていうのは、あたりまえのことだとわたしは思っているし、多くの人が実践している常識だと思うんですね。

ただ、多くの人がそうしているというだけであって、それがすべてではないし、ましてや正しいというわけではない

言わないことにも理由があったり、そもそも生きている土台、前提、価値観、道徳観のようなものが異なっている可能性もあります。

結局のところ、常識という狭い視野で物事を見てしまうと、そうではない、でも本当は大切かもしれないものにイライラを感じ、非難し、はじいてしまう可能性があると思うのです。

旅をすると視野が広がる

一方、海外を旅したことのある方は、旅先で、それまでの常識があっさり覆されてしまったことってありませんか?

たとえば、海外の人たちからは、「日本人はマナーがよい」とか「まじめだ」「やさしい」という評価を受けることが多いですけれども、、

以前、海外を旅しているときに、日本人がどれだけお行儀よく(笑)、日本がどれだけ居心地のよい場所であるか感じる場面も多くありました。

たとえば、ベトナムで長距離列車に乗ったときは、切符を買うにもちゃんと並ばない人が多くてごったがえしていましたし、列車に乗ったら乗ったで、4人掛けのシートに無理やり8人!で座っていたり、

フツウは荷物をのせる網棚に子どもが寝てたり(笑ハンモックか!)。窓からお弁当のゴミを投げ捨てていたり(ひょえ~)。

まさに、なんでもアリで、軽いカルチャーショックがありました。(昔の話なので、今はそんなことはないかもしれませんが)

ただ、ここは海外なんだ、相手は外国人なんだ、という前提があると、違いに驚きながらも受け止められます。驚いたという感情に留まるんですね。

むしろ、異文化交流は楽しいとさえ思います。ところが、日本で暮らしていて、身近な人たちと接するときにはそうはいかないんですねぇ。

わたしと同じ感覚を持っているはず、って無意識で思っているんです。これがイライラの原因。

もし、周囲の人たちのことを外国人のように捉えることができたら、相手の言動にイライラすることはだいぶ減るんじゃないかな。

人付き合いは、異文化交流。違いから学ぼう!てなわけで。

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読んでいたら、そんなふうにも思いましたね。

読書の旅で、視野が広がる

旅をして、多様性に触れ、さまざまな価値観を知ることは、人として器を広げていくよいきっかけになると個人的には思っています。

今のところ、そうそう海外には行けないけれど、本を通じて世界を知ることはできます。

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』で描かれているプナンの人びとは、少なくとも日本人の生活感覚からはかけ離れた生活をしています。

彼ら独自の価値観や道徳観があり、それは、一見エッ!と思うようなことの連続なのですが、そこには彼らの哲学が確かにあります。「ありがとう」や「ごめんなさい」を言わないのも、そのひとつです。

自分の生き方に取り入れられるかといったら、いまはまだ、そうもいかないところは多々あるのですが、プナンの人びとの在り方・生き方には、うらやましいと感じる面も確かにあります。

そこに視野の広がりや、学びがあるのではないかと。

真似をする必要はないのかもしれません。何が正しいというわけではないし、お互いの存在を理解して、認めて、お互い自分に責任をもって生きることが大事。まずはそこからです。

本を読んで、そんなふうに感じました。

視野を広げたい人はもちろん、文明社会に疑問を感じている人他人の価値観を理解したい人には特におすすめの本です。

こんな世界もあるんだと、ものの見方を変えるきっかけになったり、世界の広さ・多様性を感じられる本だと思いますよ!

しかも、けっこう笑えます☆

もしよかったら、読んでみてくださいね。↓↓↓

☆視野が広がる本:ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

writer : 伊藤睦

経済的・精神的な豊かさと、気の合う仲間に恵まれた、ストレスフリーな人生を目指して活動中です。このサイトでは、本音で生き、心の自由を手に入れるヒントをシェアします。

プロフィール

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 

ひとりでも多くの方が、心の自由を獲得し、

人生の物語を進めるためのヒントになればと思い、

このブログを書いています。

 

最後にひとつだけ、私自身の人生の変化をシェアさせてください。

 

 

2年前、私は人生のどん底にいました。

 

仕事で行き詰まりを感じ、将来が不安でたまらない。

 

人間関係のゴタゴタで、精神的にも肉体的にも追い込まれる。

 

そして……

 

大切な人を助けることができなくて、

自分の無力さに心底、絶望していたんです。

 

そんなとき、偶然

いま私がいろいろなことを教わっている

「佐藤想一郎さん」を知り、

メールマガジンを読みはじめたら、

ほんの2〜3行で、気持ちがフワッと上向きになったのがわかりました。

 

そして、逸る気持ちで読み進めていくと、

深い霧がスーッと晴れていくように、心が軽くなったのです。

 

想一郎さんのメルマガは、フツウのメルマガとはちょっと違います。

 

内容はビジネスや自己啓発、健康、人間関係など幅広いのですが、

知識の羅列ではなく、心躍るストーリーにのせて、想一郎さんの「感覚」を伝えてくれます。

 

だから、メルマガを読むだけで視野が広がり、物事の捉え方が変わり、日々の意識や行動が、自然と前向きになっていきました。

 

自分が前向きになると、まわりの人たちの反応も変わり、関係性が少しずつよくなったり、

仕事では、会いたい人に会えたりとか、現実が、少しずつ動き始めました。

 

なにより、

失いかけていた自己信頼を取り戻し、いまは、自分の内側から、やる気が沸々と湧き出てくるのを感じています。

だから私はお伝えしたいのです。

 

もし、いま、あなたが、

何かに悩んだり、不安だったり

うまくいかないことがあるとしても、きっと大丈夫。

ひとつキッカケがあれば、必ず光は見えてきます。

 

時代はどんどん変化しているし、

これからの生き方を、あらためて考えたりもするでしょう。

そんなときは、独りで悶々とするより、

新しい学びが、風穴を開けてくれるかもしれません。

 

「自分らしい生き方を見つけたい」

「あたたかい仲間がほしい」

「とにかく人生を変えたい」

という人は、

ぜひ、佐藤想一郎さんのメールマガジン(無料)を読んでみてください。

視界がパッと拓けて、生き方が本質的に変わっていくと思います。

 

(最終更新:2020年5月20日)
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