天職に出会えない理由。人が集まり、仕事に愛される働き方とは?

天職に出会えない理由。人が集まり、仕事に愛される働き方とは?

天職に出会いたくていろいろ挑戦しても、なかなか出会えない。

何をしても、どこか満たされない。

そうなっているとしたら、理由は、なんなのでしょうか?

いま、「好きなことを見つけたい」とか、「夢中になれるものが欲しい」、と思っている方もいれば、好きなことを仕事にしたけれど、「こんなはずじゃなかった」「想像と違った」「経済的に成り立たない」などと悩んでいる人もいると思います。

私は以前、客としてある人の仕事ぶりを見ていて、「天職を生きるって、こういうことなんだな」と気づかされたことがありました。

今回の記事では、そのことをシェアしながら、「天職に出会うには?」の答えを考えていこうと思います。

天職に出会えないとき、勘違いしがちなこと

天職に出会いたいのに出会えない人は、大きな勘違いをしている可能性があります。

私自身のことを振り返っての話ですが、昔の私は、どこかに天職があると思い込んでいました。

それで26歳のとき、「ライターになる」と目標を掲げて出版社等に営業活動を始め、実際になることができました。

ただ……。

仕事を始めてから数年間は刺激的で、楽しい経験もたくさんできましたが、そのうちに、不満を抱いたり、満たされない気持ちも出てきました。

欲しかったものを手に入れても、なぜ時間が経つと、満たされない気持ちになるのでしょうか?

いまだったら、その理由がわかります。

当時の私は、好きな職業=天職だと思っていました。

そして、好きな職業に就けば、人生はうまくいくと思っていたのです。

いつのまにか、職業がゴールになっていました。

ですが、本当は、「どんな職業に就くか」より、「その職業に就くことで、どんな人生を送りたいのか、どんなふうに仕事をしていきたいのか?」が大切でした。

そして、その問いに対する答えを、日々更新していく必要があったのです。

もちろん、目指す職業を決めるにあたっては、漠然とした理由はありました。

でも、いつのまにか原点を忘れ、「なること」自体が目的になっていたのです。

そして、なったことで満足してしまっていることに、自分でも気づきませんでした。

それに気づけたきっかけのひとつが、私が以前通っていた美容室の店主・山下さん(仮名)です。

天職を生きる人の働き方とは?

山下さんの美容室は、駅から少し離れた、静かな緑道沿いにあります。

古びた漆喰の外壁に、フェンスを這うツタの葉、アーチ型で重みのある木の扉……レトロモダンな佇まいから、昔ながらの喫茶店かな?と思って近づいてみると、美容室でした。

私はどうしてもお店の中に入ってみたくなり、家に帰ってからネットで電話番号を調べて、髪を切る予約をしたんです。

初めてお店に入ったとき、とても清々しい空気に驚いたのを覚えています。

朝の10時くらいだったと思いますが、店内にはやわらかい自然光が差し込んでいて、木目調のインテリアと調和していました。

人工的な明るさとは違い、空間の色が、どこかしっとりして、落ち着いていました。

そして、美容室なんだけど、古い本棚やショウケースがあり、昔の雑誌や使い込んだふうのトランペットやバイオリンが飾ってありました。

待合スペースに置かれた椅子やテーブルもアンティーク、テーブルだと思ったら、昔の足踏みミシンを改良したものでした。

そして、それらはピカピカに磨き上げられていて、凛とした空気感を醸し出していました。

そのような空間で鏡の前に座ると、いつもゆったりとした気持ちになれたし、贅沢な時間を過ごしているなぁと感じられたのです。

小さな感動が散りばめられた空間

私は「この店に来てよかった」と思いました。

ふと窓の方に目をやると、緑道の木々が目に映ります。

窓の木枠が額縁の役割をはたし、まるで、日々移り変わる絵画のようだと思いました。

そのように、山下さんに伝えたところ、「そうなんですよ。そう思って窓に木枠をつけたんです」とのこと。

4月になると桜が満開になり、秋にはきらきらとした紅葉を鑑賞できます。

山下さんはそんなふうに、お店のそこかしこに、細やかな感動を仕掛けているんですね。

ちょっとした待ち時間に出してくれるお茶がとても美味しかったり、施術中に読むための雑誌も、「この店と、このお店のお客さんの雰囲気に合うものを選ぶようにしているけど、いつも悩んでしまう」といいます。

お店の入り口付近には花壇があって、野生のようにのびやかに仕立てられたバラが咲いているのですが、これも、毎朝自分で手入れをしているとか。

また、山下さんは暑中見舞いやクリスマスなどに季節のお便りをくださるのですが、ハガキの紙質やデザイン、文字のフォントなど細部にまで想いが宿っていて、1枚のカードが、お店の雰囲気そのものなんですね。

いつだったか、そのことを話題にしたら、「デザインが好きで、夜な夜な自分で作っている」とのこと。

山下さんは、自分のお店を開く前に働いていた美容室で、チラシやスタッフの名刺作りを担当していたそうです。

それは、別にやらなくてもよかったんだけど、パソコンでグラフィックソフトをいじるのが好きだったので、自ら店長に「みんなの名刺、つくりましょうか?」と提案したそうです。

それ以降、チラシなどのデザインも頼まれるようになったんだとか。

天職の原動力は「人をよろこばせること」

といっても、そのぶん、お給料が増えるわけではないし、美容師としての仕事はいつも通りこなした上で、夜な夜な作っていたそう。

にもかかわらず、「もっといろいろできるようになりたい」と思い、自腹でデザインの講習会で学んだりしたそうなんですね。

そこまでする理由は、自分も楽しいし、みんなにも喜んでもらえるから。

すると、ますますいろんなことを頼まれるようになって、自分もやりがいを感じる。

私はその話を聞いて、あぁ、山下さんは、ずっとそういう感じで仕事してるんだなぁと思ったんですね。

だって、今の美容室だって、そうだもの。

おいしいお茶(聞いてみたら、やっぱりいいお茶だった)を出したり、開店前に花壇の手入れをしたり、お店に素敵な家具を置いてツヤが出るくらい磨いたり。

そういうのって、いってみれば、美容師としては、しなくてもいい部分ですよね。

でも、山下さんは、むしろお金と時間をかけてそういうことをしているわけです。

お店の物件も、妥協せずに探した結果、緑道沿いの一軒家という願ってもいない情報が舞い込んできたのだとか。

そこまで手間ひまをかける理由は、「お客様に、非日常の空間を楽しんでもらいたいから」なのだそうです。

そのために自分の店がある、と。

世界観に魅了されたお客さんが集まる

そう。

山下さんのお店は、ほんとうに、非日常の世界なんですよ。

そこにいると、穏やかで、清々しい空気が流れているのを感じる。

オアシスのような場所です。

よくよく聞いてみると、お店に飾ってある素敵なアンティークや、昭和の古い時代の『暮らしの手帖』(雑誌です)などは、常連客が「この空間に合いそうだから」と持ってきてくれたものも多いことがわかりました。

客だけれども、ただ髪を切ってもらうだけでなく、「この空間を一緒につくりあげたい」人が、集まっているわけなんですね。

ここで初めて書きますが、私は、山下さんの美容師としての技術も、すごく信頼しています。

でもそのことは、あえて書きませんでした。

なぜなら、私が山下さんのことを「天職を生きている人なんだな」と感じたのは、技術がすごいからとかではなく、人を喜ばせることに生きがいを感じている人なのだな、と思ったからです。

きっと、どのような職業だったとしても、天職を生きられる人なのだと感じたのです。

職業は手段

どんな仕事でも、プロとしてやっていくからには技術は必須ですが、技術の提供はきっかけにすぎず、ほんとうの幸福感は、その先にあるのだと私は感じました。

好きなことを職業にしても、だんだん満たされない気持ちになったり、うまくいっていないと感じるとしたら、そこを勘違いしているからではないでしょうか。

私も以前は、そういうところがありました。

自分の仕事は書くことだから、一生懸命原稿を書けばいい、と思っていました。

書くこと自体が目的になっていたのです。

すると、自分のやり方に固執して周囲とぶつかったり、仕事に飽きてしまったり、より好みをしたりと、自分の殻に閉じこもるようになります。

ですが、ほんとうは、書くことを通じてどうなっていきたいのか。

関わっている人にどうなってもらいたいのか。

意識を外に向けて、展開させることが大切でした。

仕事をする究極の目的は、誰かに幸福感を感じてもらえることであり、どれだけ沢山の人によろこんでもらえるかだと思います。

だから、もし今好きな仕事をしているなら、その仕事を通じて誰かによろこんでもらいたいって思って行動することが大切だし、方向性がまだ決まっていないのなら、目の前のことを一所懸命やっていけば良いのではないかと思います。

すると、自分自身も幸福感に包まれて「これこそ自分の天職だ」と思えるときがくるのかもしれませんね。

天職に出会えない理由_まとめ

いかがでしたか?

天職に出会えない理由と、出会うためのヒントを以下にまとめます。

まとめ
  • 天職は探すものではない
  • 職業はゴールではない
  • その職業に「なる」ことより、「なってどうしたいのか」を考え実践する
  • 天職は、人をよろこばせるための手段
  • 天職を生きる人のまわりに人が集まる

天職に出会うには、ほかにも大切なことはたくさんあります。

もしよかったら、下記の関連記事や、この記事の下の方で紹介している無料のメルマガも併せて読んでみてくださいね。

・億超えの成功者たちに聞いた、ぬくもりに満ちたお金の稼ぎ方。

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writer : 伊藤睦

経済的・精神的な豊かさと、気の合う仲間に恵まれた、ストレスフリーな人生を目指して活動中です。このサイトでは、本音で生き、心の自由を手に入れるヒントをシェアします。

プロフィール

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 

ひとりでも多くの方が、心の自由を獲得し、

人生の物語を進めるためのヒントになればと思い、

このブログを書いています。

 

最後にひとつだけ、私自身の人生の変化をシェアさせてください。

 

 

2年前、私は人生のどん底にいました。

 

仕事で行き詰まりを感じ、将来が不安でたまらない。

 

人間関係のゴタゴタで、精神的にも肉体的にも追い込まれる。

 

そして……

 

大切な人を助けることができなくて、

自分の無力さに心底、絶望していたんです。

 

そんなとき、偶然

いま私がいろいろなことを教わっている

「佐藤想一郎さん」を知り、

メールマガジンを読みはじめたら、

ほんの2〜3行で、気持ちがフワッと上向きになったのがわかりました。

 

そして、逸る気持ちで読み進めていくと、

深い霧がスーッと晴れていくように、心が軽くなったのです。

 

想一郎さんのメルマガは、フツウのメルマガとはちょっと違います。

 

内容はビジネスや自己啓発、健康、人間関係など幅広いのですが、

知識の羅列ではなく、心躍るストーリーにのせて、想一郎さんの「感覚」を伝えてくれます。

 

だから、メルマガを読むだけで視野が広がり、物事の捉え方が変わり、日々の意識や行動が、自然と前向きになっていきました。

 

自分が前向きになると、まわりの人たちの反応も変わり、関係性が少しずつよくなったり、

仕事では、会いたい人に会えたりとか、現実が、少しずつ動き始めました。

 

なにより、

失いかけていた自己信頼を取り戻し、いまは、自分の内側から、やる気が沸々と湧き出てくるのを感じています。

だから私はお伝えしたいのです。

 

もし、いま、あなたが、

何かに悩んだり、不安だったり

うまくいかないことがあるとしても、きっと大丈夫。

ひとつキッカケがあれば、必ず光は見えてきます。

 

時代はどんどん変化しているし、

これからの生き方を、あらためて考えたりもするでしょう。

そんなときは、独りで悶々とするより、

新しい学びが、風穴を開けてくれるかもしれません。

 

「自分らしい生き方を見つけたい」

「あたたかい仲間がほしい」

「とにかく人生を変えたい」

という人は、

ぜひ、佐藤想一郎さんのメールマガジン(無料)を読んでみてください。

視界がパッと拓けて、生き方が本質的に変わっていくと思います。